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IT makes a man EMOTIONAL.

英文正しいか謎です。

あわよくば携帯を買い換えようと思っている檜山です。au春モデル。
調べていて思い出したんですが、「着信したメールの内容を分析して相手の感情を色で表現する」なんて機能が市販品ですでに実装されているんですね。
そういえばGoogleがGメールを始めるときに、メールの内容を分析して広告を表示させるというのでひとモメあった覚えがあります。

いきなり余計な話になりましたが、ITが分析する人の感情、ではなくてITが人を感情的にさせるという卑近な話です。すいません。


パソコンの調子が悪いとキレる方、っていらっしゃると思います。
自分は長いことパソコンを使っているので、思ったとおりに動かなくて当たり前という感覚なんですが、普通のユーザーはそうでもないみたいです。
インフラという言い方もありますが、電気や水道やガスや電話や回線や道路や電車が止まっている感覚に近いのでしょうか。
たぶん、どれも「24時間365日絶対OK!」という保証はしていないと思いますけど。

ある帳票を変更したことがありました。
変更前は、いかにも「オフコンから出しました」っぽい複写の紙だったものを、上質紙とレーザープリンターに変えたわけです。
そうしたら、書いてあることは同じなのに、内容についてのクレームが来たり。



情報技術者にとってもちろん技術力が一番大事ですが、その次に利害調整能力が求められてきています。
交渉力と言ってもいいかもしれません。実際のところ、相手を納得させるには利害だけではなくて感情面も考慮しなければならないからです。
大体、一人の人間が言っていることとやっていることと考えていることは全部バラバラです。
どうだかわかりませんが、例えば企業の合併でシステム統合となった場合、企業同士の力関係だけでなく、「自分のシステムに対する愛情」とか「背負ってきた看板の重さ」とか「企業文化を形式化した設計思想」とか、ぶつかりそうな要素でいっぱいです。



情報化と凶悪犯罪の関係も学術的に気になりますが、ITの普及によって、本来日本人が持っていた「腹芸」というか、感情をグっと飲み込みすまし顔、という国民性に変化が起きてきているような気もします。

なんだかまとまっていませんがこのへんで。さあ仕事。

by tnet_hinokiyama | 2007-02-24 13:25 | 情報システム