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IT管理者の倫理観

IT管理者の35%が社内の機密情報に無断アクセス,「解雇されたら持ち出す」:ITpro

こんにちは檜山です。関東も梅雨入りですね。毎朝の通勤がキツい日々になります…

リンク先の記事はなかなかセンセーショナルなタイトルですが、USの話ですね。
とはいえIT業界の冷え込みは日本と変わらない(もっとひどい?)でしょうから、対岸の火事とも言い切れませんが…

ITの管理者は、恐らくユーザーからは思いもつかいないレベルで情報を把握できます。
例えば当社くらいの規模でも、全てのメールの中身を見ることができます。
Webの閲覧履歴なども、膨大なデータ量に負けなければなんとかなりますね。
要するに、全ての通信には記録が残ります。

一方で、そこまで理解している経営者はそう多くはありません。
通信は情報そのものだったりもしますのが、情報資源が漏洩するところまで想像できる人はあまり見かけません。
そもそも情報資源を資産と認識できる人がどれくらいいるか…

だからこそIT管理者には高い倫理性が求められる面はあると思います。
が、所詮は雇われ人なので、求められない限りは倫理観が身につかないのも事実なのでしょう。
35%という数字、実際には倍以上と思います。

もうひとつ。IT管理者は上記のような理由で、ユーザー部門と利害が絡む業務を兼務しない方が良いかなーと思っています。人事とか財務とかもそうですけどね。


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thanks for reading ;)

by tnet_hinokiyama | 2009-06-11 17:38 | 情報システム